改訂版ドルフィン・ジャンプの18 メッセージ
改訂版ドルフィン・ジャンプ全29章 目次です
18 メッセージ
ルークとカノン、理沙がチョウ医師の診察室を訪れるとチョウ医師は心配そうに迎えてくれた。理沙からの電話でチョウ医師は心臓病を理由にしてカノンの入院手続きを取りその個室にカノンと理沙が泊まれるようにすると約束してくれたのだ。ルークは夜間はチョウ医師の診察室のベッドで眠れそうだ。
「君たちは怪我はなかったのか?」
「ええ、なんとか。チョウ先生、無理を聞いてもらってありがとうございます」
「うん、俺もロビンが誘拐されたとあっては協力を惜しまないよ」
「ありがとうございます」
「で、犯人の目星はついてるのか?」
「それが名前はATOという組織ですが、実体はよくわかりません。とにかく権力に完全に入り込んでる連中です。警察も形だけの現場検証しかしないし、報道機関への発表もないし、奴らが陰で圧力をかけてるとしか思えない」
「そうか。しばらく様子を見ながら打開策を考えるしかないな」
「そうですね……」
「今のところ、俺にも何も出来んがゆっくり休んでくれ」
「ありがとうございます」
ハルバート博士夫妻が誘拐されて警察は全く動いてくれないという八方塞りの状態で三人はカノンの個室で間に合わせの夕食を摂った。ルーク、理沙、カノンはピザを皿に乗せていたが、誰もが食欲なんてなかった。スープを流し込むのがせいぜいだ。
沈黙にたまりかねたようにカノンが言った。
「ねえ、リサ、そんなに落ち込まないで」
「ええ、そうね」
理沙はカノンに作った笑みを向けた。
「カノン、博士の心は読み取れない?」
カノンはクビを左右に振った。
「何度か試したけどもう読めないの。でも攫われただけだよ。ルークのお兄さんだって、攫らわれたけど無事に返されたんだから、エリザベスと博士も返してもらえるよ」
ルークは一瞬息を呑む。自分が返されたのは他の仲間を割り出すという作戦があったためだ。奴らが博士夫妻の仲間を更に探し出そうという気がなければ博士夫妻は返されずに利用される事になるだろう。
しかし、気持ちとしては、カノンの言う通りだ。
「僕もその可能性はあると思うよ。連中もあまり波風は立てたくないから、僕を返したんだと思う。だから博士もエリザベスもすぐに帰ってくるかもしれない」
「そうね、良い方向に考えましょ」
「そう、ポジティブ思考でゆこう。オー」
ルークが握りこぶしを宙に突き上げると、理沙とカノンも真似をした。
「あ、ちょうどニュースの時間だ。リサ、テレビをつけてくれる?」
理沙は「ええ」と言いながらテレビのリモコンを入れた。
三人は期待を込めて画面に見入った。
地球儀が回って、ワシントンから矢印が全米各地に伸びてゆき、男性キャスターの映っている小さな画面が次第に大きくなってゆく。
「ごきげんよう、ハリー・へンダーソンです。
まず、今日の項目からいきましょう」
キャスターの背後で文字がフラッシュして内容を伝えてゆく。
「アイダホ州、竜巻で死者四人」
「エレベーターのシャフトに落ちた猫が無事救出」
「女性下院議員が万引きで逮捕」
カノンがルークを振り向いて言った。
「お兄さん、チップがニュースになってないよ」
嫌な予感が的中してルークの顔も急に曇った。
「アランからは確かにアップしてメールも送ったと連絡があったんだけどな」
「変だわね」
ルークは重い口を開いた。
「まさか、揉み消されてしまったのか」
理沙は口を閉じた。
「物的証拠を奪われた上に、アップしたビデオも反応がないとなると、陰謀の告発は失敗ということになってしまう」
するとカノンがルークの腕を指で突いた。
「お兄さんは、たった今、ポジティブ思考でゆこうって言ったばかりじゃない」
「いけね、そうだった」
三人は顔を見合わせて笑った。
「大丈夫、きっと私たちは博士やエリザベスを助け出して告発をやり遂げるよ」
「カノンちゃんが言うと、不思議と実現できそうな気がする」
カノンは急に椅子から立ち上がると、自分のポシェットからデジタルオーディオプレーヤーを持って戻って来た。
「あれ、それは海に浸かったんじゃないのか?」
「博士が分解して乾かしてくれたの」
「乾かすだけで直るか?」
「直るんだよ、ママのパパがスマホを洗面に落っことした時にね、みんな知らないけど、古い電化製品は水で洗って乾かして修理するんだよって教えてくれたの。
皆は中が濡れてるうちに電源入れるから却って駄目にするんだって言ってた」
「そうか、勉強になったよ」
ルークが笑うと、カノンは頷いた。
「私ね、なにかを考える時は、きれいな歌を聞くの」
カノンがイヤホンを両耳にしてボタンを押すのを、ルークは小さなひっかかりをもって眺めた。
(なんだろう、このひっかかる感じは)
ルークは自分に問いかけたが答えはわからなかった。
「カノン、切りのいいところで俺にもそれを聞かせてくれる」
「うん、そうだ。ハルバート博士の別荘から持って来たラジカセに繋げばみんなで聞けるよね。リサお姉さん繋いでくれる?」
「いいわよ」
デジタルオーディオプレーヤーをラジカセに繋いでスイッチを入れると、女性ヴォーカルの曲が流れた。
それは歌聖と呼ばれ、歌唱力を絶賛されているマリア・グリーンが、「G線上のアリア」を歌詞をつけてカバーした曲だ。
今も愛が、つなぐよ。
(離れていても、)
君の輝ける
(笑顔、感じてる)
いつも、まぶしくて
この、美しき歓びを
永遠に、とどめたまえ
hear my heart,
今も消えぬ、み徴は。
(君の生まれし)
星の輝ける
(命 信じてる)
力、あふれてる
この美しき、言葉で
奇跡を永久に讃えん』
三人はマリアの歌を聴きながら、素晴らしいアイデアを求めてそれぞれ考え込んだ。
ふとカノンが口を開いた。
「お兄さんはDDP研究所にいた時、何か見つけたんじゃないの? その時の私はテレパシーがまだ未熟だったからひどいって感情しか受け取れなかったけど、お兄さんが何かに驚いてるのを感じた。お兄さんは陰謀の証拠を掴んだと思うな」
「いや、記憶にあるのは美人の研究員が研究について説明してくれる様子なんだな」
ルークはハッとして理沙を振り返って付け加えた。
「いや美人といっても理沙の方がもっと美人だけど」
カノンが見てられないと言いたげに目を覆い理沙が苦笑して言った。
「いいわよ、いちいち気にしないから」
ルークは咳払いして続けた。
「とにかく迷走して陸に打ち上げられる鯨やイルカの写真を見せられ、彼らを救うためにイルカたちの調査をしているという話だった」
「もちろん、それがニセの説明であることは理解してるよね?」
「うん、今はわかっているよ」
「お兄さんの見つけた証拠はどういう形だったの?」
「いや、全く記憶にないんだよ」
「目をつぶって集中して探してみて。研究所にはどうやって入ったの?」
カノンの要求に、ルークは目を閉じて「うーん」と唸りながら、当日の記憶をさかのぼろうと試みる。
「警備員がいた。僕が中に入れてくれとしつこく頼むと不法侵入で逮捕すると脅した。仕方なく僕は引き返した」
「でも中に入った筈よ」
「うーん、どうやって入ったかは思い出せない」
「自分で言ってたじゃない。お兄さんは優秀なスパイの演技ができる筈だよ」
「そうだな、私はイーサン、現在使ってるカバーの名はルークだ」
「もしかしたらお兄さんは奴らも気づかない方法で証拠を持ち帰ってるんじゃない?」
ルークは目をつぶったまま眉間にしわを寄せた。
「うーん、証拠なんて持ち帰ってなさそうだ」
「じゃあこういうのはどう? スパイ映画の熱烈ファンのお兄さんは気づかれない方法で証拠をどこかに隠した」
「やっぱり、覚えがないなあ」
そこで理沙が発言した。
「ルークは催眠術をかけられたままなのよ」
ルークとカノンは頷いた。
「だとしたら、催眠を解けばいいわ」
カノンは理沙の言葉に「それは名案かも」と同意した。
「じゃ、ルーク、目をつぶって、心を楽にして下さい」
ルークはあまり乗り気ではなかったが、理沙に言われるままに椅子にもたれるように座り、心を緩めた。
「あなたは深い呼吸をします、気分がとても楽になってきた」
理沙の暗示にルークは素直に従い、深い呼吸をしながらリラックスする。
「これから、あなたは私が三つ数えて、手を叩くと催眠がすっかり解けて、隠れていた記憶を取り戻します。いいですか?」
ルークは頷いた。
「ワン、ツー、スリー」と唱えて、理沙が手を叩いた。
が、ルークは自分の記憶が戻ったようには感じなかった。
「……うーん、リサ、申し訳ないけど記憶は戻らないよ。相手は巨悪組織なんだから、単純な暗示で解除できないという暗示まで、既に仕掛けているかもしれない」
「そうか、そうよね、残念だわ」
理沙とルークが再び落ち込むとカノンが言う。
「皆、なんか忘れてない? さっきポジティブ思考でゆこうって言ったじゃない」
「そうね、カノンちゃんが言うんだから、きっと記憶は戻るわ」
その後、時々、会話をしながら、三人は素晴らしい解決策を考えて時を過ごした。
やがて眠くなったカノンがベッドに入り、ルークはチョウ医師の診察室に向かった。
すると理沙が診察室までルークを追いかけてきた。
「ルーク、来年の正月に両親が会いに来るの、その時、挨拶してくれる?
但し日本では彼氏が親に挨拶する時は真剣な交際を約束するんだけど」
理沙はそう言って照れる様子で、ルークは日本の風習を受け入れた。
「もちろんだよ。リサと君の大事な聖書に誓う」
そこで二人は接吻をした。深く舌を絡め合うと、抑えていた情熱に火が点いて爆発するように二人は互いを褒め讃えながら飽きることなく求め合い結ばれた。
◇
夜明けの浅い眠りの中で、ルークは夢を見ていた。
自分は海を覗き込んでいる。
水中を何かの影が近づいてくる。
まもなくマックスが跳び上がってきて、ルークの手首に噛みついた。
噛みつかれたルークはじっとして、のんびりマックスの顔を見つめて、ああ、そういえば自分は記憶喪失だったのに、そのことまで忘れていたなと笑った。
マックスは手首に噛みついたままじっと見つめてくる。
次の瞬間、マックスの言葉がダイレクトに頭の中に響いてきた。
『ルーク、話できた、三回目』
『えーと、確か今回が二回目だよ』
『二回目、ルーク伝言』
『俺が伝言したのか? 誰宛てに?』
『君から君』
『僕から僕に? どういうことだい?』
『記憶消える。君からマックス、マックスから君』
『そうか、それはすごいや!』
『伝言聞く、いい?』
『いいとも』
『研究員ダニエル、デジタルオーディオプレーヤー』
『そうだ、そうだった、思い出した。ありがとう、マックス!』
『こっちこそ。助けられた、ありがと!』
ルークは侵入した研究所のデスクで見たことをありありと思い出した。
◇
ルークはぶるぶると震える手でマウスをクリックし、パソコンの秘密フォルダー、ヒューマンのフォルダーを開いたのだった。
そこにはイルカに比べて圧倒的に少ないものの複数のファイルが並んでいた。
おそるおそるクリックして動画をプレイすると、いきなり人間の側頭部が現れた。
ルークは寒気が体を駆け巡るのを感じた。
頭髪は完璧に剃りあげられて、側頭のこめかみに四角いマークがつけられている。
その四隅に極細のドリルの先端が迫り、穴を開けてゆく。
次は超小型の丸ノコが四隅の穴を結んだ辺を切り開いてゆく。
まるでオートメーション工場の組み立てロボットの作業を見ているようだが、したたる血がその野蛮さを証し立てている。
まもなく頭蓋骨に四角い窓が開いた。
窓に向けて銀色の筒が向けられると細長いレーザー光線が照射され薄い煙が上がり脳組織が切り裂かれてゆく。
白っぽい組織の断面に四角いスタンプのようなものが押し付けられて、それが再び引き剥がされると細かい糸が何十本も脳から引き出される。神経か血管かもしれない。
そしてさっきのスタンプの内側が押し出されて分離すると、それは電子チップのようだ。大きさはイルカの時より小さい2ミリほどでさっきの数十本の糸としっかり接続されたまま脳の中に埋め込まれてゆく。
オーマイガッ! なんてことだよ。
ルークは自分の押し殺した声と鼓動が直接耳の中に聞こえてくるような気がし、口は開いたまま呼吸ができない。
イルカの時と同じように日付と記録がキャプションとなった動画ファイルを開く。
そこには壁中にクッションを張り巡らせた保護室に腕の自由を奪う保護服を着せられ監禁された坊主刈りの中年男が映し出された。一見したところ頭に傷は見えない。
今度は男たちは覗き窓のこちら側にいるようだ。
「よし、ではアップカーブ発振!」
「10、20、30」
声が響くと、坊主刈りの男は急に壁を蹴り始めた。
「よおし、速い反応だな!」
坊主刈りの男は大声で叫んで蹴った。
「ふざけんな、ここから出せ」
さらに坊主刈りの男は体当たりを始め、中指を突き立てて叫ぶ。
「お前らをまとめて地獄に送ってやる!」
「70、80、90です」
坊主刈りの男の体当たりは激しさを増し、頭突きを始めて壁に血がついた。
「まずい行き過ぎだ、ダウンカーブ発振!」
「マイナス20、マイナス30、マイナス40」
するとイルカの時と同様、動きが止まり、坊主刈りの男は床に座り込む。
「お願いだ、もう許してくれ」
「マイナス70、マイナス80、マイナス90」
「もういい、殺してくれえ。死なせてくれえ」
なんてことだ、イルカの時と同じだ。もちろんイルカのために人間の実験をしているわけではないだろう。イルカの実験は人間の意識を操るための基礎研究に違いない。
こいつはとんでもない巨悪の陰謀だ。
落ち着け、落ち着け、まずこの証拠をコピーするんだ。パソコンの画面を睨みながらルークは取り乱しそうな自分に言い聞かせて、ファイルをコピーした。
安心するな、こういう時スパイ映画ではもう一枚バックアップしとくんだ。
このフォルダーが監視されていたら、USBメモリーにコピーしたのはばれている可能性がある。さらに残された時間はあまりないかもしれない。
ルークは机の引き出しを開けて、ダニエルの個人所有らしいデジタルオーディオプレーヤーを見つけた。
たくさんのファイルは無理だから、自分のUSBメモリーのファイラーからイルカと人間のファイルをひとつずつ新規フォルダーにいれ、圧縮してデジタルオーディオプレーヤーの保存メモリーの最後に転送する。そしてデジタルオーディオプレーヤーは引き出しに戻した。
ルークが部屋のドアを開けて外に出たとたんに体格のいいスーツの男が目の前に立ちふさがった。
「お前、その名札、おかしくないか?」
「あ、いや、これは実は」
ルークが自分の名札に視線を落として言い訳を考え始めるうちに、強烈なボディブローが襲いかかり、ルークは床に崩れた。
再び目が覚めるとルークを覗き込んでいるピラミダル髭とふたつに割れた顎が視界にあった。
「貴様はいったい何者だ?」
聞いてきた男はブラウンのサングラス越しにルークを睨んだ。
「僕はただ友人たちとスパイごっこをしていて、この会社からなんかのデータを盗んで来るという任務に当たっただけだ。任務は失敗みたいだ。もういいだろう、帰してくれ」
「見え透いた嘘を吐くな。我々のデータを狙ってきたお前はどんな組織だ?」
「組織なんかないって。ただ友人とスパイごっこをして」
男はルークのみぞおちを指で刺すように突いた。ルークはあまりの激痛に息も出来なくなり、懸命に息を吸った。
「ふざけるんじゃない。まあいいさ。これからお前に我々のチップを埋め込んでやる。チップを埋められた人間がどうなるかわかるか?」
「やめろ」
「お前は記憶をなくして我々のロボットになるんだ」
「やめてくれえ」
ルークが叫ぶ中、何かが注射されたようで腕に寒気が走った。
助けてくれーっ!
ルークの喉は麻酔のためか既に声が出なかったのでルークは意識だけを闇に叫んだ。
しかし、その闇から返事があった。
『マックスだよ、何か用?』
ルークは驚いた。頭の中に水族館でカノンに噛みついたイルカの顔が浮かび、しかも話が出来るのだ。
『俺は今記憶を消されてしまう』
『何か用?』
ルークはハッと閃いた。
『そうだ、伝言だ。未来の僕に伝言だ』
『伝言。何を?』
『研究員ダニエル、デジタルオーディオプレーヤー』
『わかった。未来で……』
マックスの声を全部聞かないうちに記憶は途切れた。
◇
今の記憶があの時の出来事の全てだ。
「そうだった、俺はちゃんと証拠を残してたんだ!」
ルークは大声を張り上げ診察室のベッドから飛び起き、今の話を書き留めた。
そしてカノンと理沙が眠る病室の外で、カノンに向かってほとんど聞き取れないぐらいの声で囁く。
「起きなよ、カノン。俺の声が聞こえたら起きておいで」
まもなくトレーナーを着たカノンが目をこすりながらドアを開けた。
「お兄さん早起きだねえ、何かあったの?」
「あった、あった」
ルークが嬉しそうな表情なので、カノンも期待をもって聞く。
「何があったの?」
「夢の中にマックスが出てきたんだ」
「そう、ステキ!」
「そして僕が自分宛てに残した伝言を教えてくれたんだ。同時に記憶も戻った。えへん、私、イーサン・ハントはちゃんと仕事をしていたんだよ」
「仕事って?」
「つまり巨悪の陰謀の証拠を隠しておいたんだ」
理沙もトレーナー姿で起き出して来た。
「おはよう、どうしたの」
「お兄さんがね、夢の中でマックスから伝言をもらって、記憶も戻ったって」
「グレート、やったわね」
「肝心の証拠もちゃんと隠しておいたんだ」
ルークが興奮して言うと、理沙も嬉しそうに言った。
「よかったね、ルーク」
「きっとうまくいくと思ってた」
「で、ルーク、証拠はどこに隠してあるの?」
理沙が聞くとルークは言った。
「それがそう簡単ではなくて、また取りに行かなきゃならないんだ。それでね、是非、カノンに手伝ってほしいことがあるんだ」
「そうか、わかった。それを持っている人がもうルークの隠した証拠に気付いてて悪意を持ってるか会って確かめなきゃいけないんだ」
「話が早くていいね。すぐに顔を洗って、目を覚ましておいで」
「はあい」
ルークは微笑んでカノンを見送った。
つづく
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