短編小説

コーヒーカップ


 

 息が出来ない。門村は布団の上で動けなくなっていた。
 意識はあるのだが、体を動かそうとしても動かせないのだ。
(殺られるとこう ...

ショート

追試


 ショックだ。人生初めての追試だ。

 木佐間亮は放課後残って、追試を受けるはめになった。
 科目はもちろん数学だ。
 クラスの三分の一ぐらいが ...

短編小説

ホタル


 

  1

 達也は夏期講習をさぼって部屋でゲームをしていた。
「あー、暑っ」
 コントローラーを放り出した卓也は、キッ ...

短編小説,中編小説

白馬


 

  §1

 

 朝の陽がぽかぽかと射し込み、夜中に冷え切っていた室内が快適な温度になった。
 ベッドの ...