信勝誅殺は青貝ではない
信勝誅殺の場面
近習や小姓はいつも信長の御殿に出入りした後に話を共有していたが、
この時の信長公は重病だとまず周りを欺くために、天主の次の間に籠っていたため、話の共有が出来なかった。
そのため誰がその役かも知らず、誅殺が起きた時、近習溜りの部屋では気付かなかった。
たまたま返り血の付いた河尻をつかまえてお前、勘十郎殿を斬ったのかと尋ねて驚いたぐらいなのです。河尻はもう一人の刺客は誰か名前が出てこなかったので、
信長公に河尻と誰が仕留めたかを尋ねたら「あれは、ほれ」と度忘れしてて面倒臭そうに「青貝だ」と答えたわけです。
さて、あなたが度忘れしてなんとか思い出そうとする時に最初に思い付いた名前ってどんな名前でしたか? 正解が思い出せた時、近かったですか?
そう、大体、正解からかなり遠いんですよ。
つまり「青貝」てのは正解から遠いってことです。
この誅殺の場面は信長公からわりと詳しく話を聞けて再現したので、興味を持った方はkindle本でご確認ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません